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金属床(メタルプレート)義歯についてmetal plate denture
デンタルオフィスハル(大阪入れ歯専門外来)では、部分入れ歯、総入れ歯、見えない入れ歯など、さまざまな種類の入れ歯治療に取り組んでおります。このページでは、金属床(メタルプレート)義歯についてご紹介いたします。
金属床(メタルプレート)義歯とは?
- 金属床(メタルプレート)は、入れ歯の床(粘膜と接する部分)の一部を金属に置きかえた入れ歯です。
保険の入れ歯では床に「レジン」と呼ばれるプラスチックが用いられますが、安価で修理が簡単な一方、強度を保つためにある程度の厚みが必要となります。このため装着時の違和感が強く、また食べ物の温度も感じにくいというデメリットが生じてしまいます。
金属床はこの床に強度のある金属を使用することで、入れ歯全体の厚みを薄くできるため、入れ歯を入れた時の違和感が軽減されます。また金属は熱伝導に優れるため、食べ物の「熱い」「冷たい」といった温度変化を楽しめます。
さらに、当院ではプラスチックの部分には、優れた耐衝撃性を実現した義歯床用レジン「ジーシープロインパクト」を使用しております。
プロインパクトは、従来型のレジンに比べて、次のような特徴があります。
● 衝撃に強い
● 応力に強い
● 靭性がある
● 乾燥に強い
● 劣化しにくい
● 修理しやすい
金属床(メタルプレート)義歯の種類
コバルトクロム義歯
- 熱を伝えやすく汚れがつきにくい入れ歯です。入れ歯が清潔に保てるため、長く快適にご使用いただけます。また薄くて丈夫なので、理想的な入れ歯の形態を作製できます。
チタン義歯
- チタン義歯は他の金属床と比べて軽く、アレルギーを起こしにくいのが特長です。腐食や汚れの付着も抑えられるため、いつも清潔で快適にお使いいただけます。また金属特有の“味”がほとんどなく、味覚を損なうこともありません。
金属床(メタルプレート)義歯のメリット・デメリット
メリット
- 食べ物の「熱い」「冷たい」が粘膜に伝わるため、食事が美味しく感じられる
- 金属素材のため、比較的壊れにくい
- 金属素材のため“たわみ”が少なく、残っている歯や粘膜への負担が少ない
- 保険のレジン床義歯よりも薄いため、違和感が少なく、食事や会話もしやすい
デリット
- 保険が適用できないため、費用が高額(金属の種類によって費用が異なる)
- 金属アレルギーのある方は、素材を選ぶ際に注意が必要