入れ歯の快適感、食事の満足度向上!インプラントオーバーデンチャー症例!

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今回はインプラントオーバーデンチャーの症例を紹介します。

患者様は50代 男性で、

「過去にインプラントしたが、全体的にガタがきてしまったので入れ歯で何んとかなりませんか?」

とお話されていました。

過去にインプラントをして快適に過ごせてきたけど、入れ歯にしたら咬めるのか心配されておられました。

入れ歯でも診査診断し適切な治療手順をふめば入れ歯でも可能なことを他の患者様の類似事例ご説明、紹介し、お話し合いの結果、治療を進めていくこととなりました。

まず、かなり昔のブレードタイプのインプラントを除去し、治療用入れ歯を作製していきます。

この間は、治療用入れ歯ができるまで、歯がない期間がないよう考慮し進めていきます。

詳しくはこちら→https://dentalofficeharu.com/blog/case/provisionaldenture/

治療用義歯を装着後、患者様と入れ歯の機能性と見た目を評価していきました。

その時に患者様の入れ歯の使用感の状況をお伺いします。。

 

患者様からどんなお話があったのか??

 

今回は、この症例を通して紹介します。

 

症例について

主訴

「昔に入れたインプラントにガタがきて限界なので、入れ歯で噛みたい!」との事で来院されました。

治療前

上顎にインプラントが複数本入っており全部の歯がつながっていて全体的にグラグラしていました。

お話し合いの中で仕事で歯がない期間があると困るとのこと、治療工程を工夫が必要なのと、入れ歯で噛めるか不安があったことから、まずは治療用義歯を作りその不安を解消していくこととしました。

 

カウンセリング

カウンセリング

まずは、お悩みや不安、ご要望などじっくりお話を伺う事から始まります。

お口の中だけでなく人を診るよう心がけております。

患者様から、受診への第一歩がなかなか出なっかったというお話をよく耳にします。少しでも不安が解消されるようにサポート致しますので一歩前へ進んでみて下さい。

※痛みがある、歯がないなど、先に応急処置を優先する場合もございます。

 

精密検査

精密検査

ただ単に歯がない所に入れ歯を入れるのではなく、、、

•この様な状態になった原因は何かな?
•かみ合わせがズレていないかな?
•残りの歯の状態大丈夫かな?長く持たせる秘訣は?
•骨はしっかりあるかな?
•どの様な治療計画がその患者様に最適かな?

など、、、
様々な角度、視点から状態を把握して行きます。

その後、患者様に再度カウンセリングさせていただきいくつかの治療計画を提示し納得の上、治療スタートしていきます。

 

治療用入れ歯

治療用入れ歯

 

模型上でしっかりシミュレーションを行った後、治療用の仮歯と入れ歯を装着して行きます。
問題ないかの確認を行い、患者様とお話しながら修正点など見て行きます。
ここでの患者様や入れ歯専門の歯科技工士さんとのコミュニケーションが大切です。

 

この時点で患者様の不安はいっきになくなり、大変喜ばれました。

このまま総義歯の最終作製に進んでいこうとした時、患者様はこうおっしゃいました。

「先生、今でも食事もできるし生活上なんの支障もないのですが、今よりもっとより食事の味を感じたいです。先生に任せるから!」

当院では、総入れ歯を作製する中で、年間2、3人ほど入れ歯を小さくして今よりもっと味を感じたいとおっしゃっていただける患者様がおられます。

患者様とお話し合いを行い、骨は少ないですができる範囲でインプラントを使用し、入れ歯のコンパクト化に努めました。

 

治療後

 

完成した入れ歯です。

総義歯との大きな違いは👇

この上顎の真ん中があるかないかで、患者様によっては味の感じ方に影響を与えます。

しかし!

この形態にすると入れ歯の面積小さくなり、入れ歯がパカパカ外れやすくなるので

それを解決するためにインプラントを使用し入れ歯の支えにします!

入れ歯の支えに使うインプラントとインプラントと入れ歯をコネクトする構造👇

インプラントは入れ歯を外せばお掃除しやすいですし

入れ歯とインプラントをつなげる構造は、入れ歯の中に組み込んでいますので、表からは見えることがないので

見た目と清潔感、強度の構造を向上します。

 

装着感はこちら(音をよくお聞きください)👇

https://youtube.com/shorts/Us0_dk4uWsM

硬すぎず、弱すぎずちょうど良い感じです。

 

 

患者様は、「こりゃええわ!」と一言おしゃっていただけました、

 

実際に治療用義歯を使用し、患者様の不安を取り除き

そしてしっかり評価を行い、改善点を明確することで、満足度の高い入れ歯治療をすることができました。

 

 

お口の中の状況は人それぞれです。性格もそれぞれです。

正しい治療法を選択するのも大切ですが、どれを納得して選択するかに重点をおいたカウンセリングが当院の特徴です。

どうぞお気軽にご相談下さい。

 

治療の詳細

治療内容 インプラントオーバーデンチャー(入れ歯)
費用 インプラント32万/本 入れ歯15万〜55万/床(税別)
期間 12ヶ月
リスク・副作用 治療期間がかかります。

コーヌスクローネ義歯についてはこちら>>

インプラントオーバーデンチャーについてはこちら>>

 

監修者情報

院長 加藤 晴康

院長 加藤 晴康

大阪歯科大学に入学し、歯科医師免許取得。
卒業後は、口腔外科にて研修後、東大阪本多歯科医院にて約1総合診断、補綴を徹底的に学び研究・教育に従事。

 

 

 

 

 

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