今回は目立たない入れ歯の一種である「ノンクラスプ」を使用した入れ歯の症例を紹介します。
ノンクラスプデンチャーとは
ノンクラスプデンチャーの一番の特長は「見た目」です。
従来の部分入れ歯にある「クラスプ」と呼ばれる金具がついていない全体が歯茎色の特殊な樹脂で出来ている入れ歯です。
“クラスプがない(ノン)”という意味からノンクラスプデンチャーと呼ばれています。
金属を使用しない為、金属アレルギーの方にも安心です。
※当院では、ノンクラスプデンチャー以外にも、入れ歯専門の歯科技工士さんと連携し、様々なタイプの入れ歯を取り扱っておりますので、金属アレルギーの方も一度ご相談ください。
症例紹介
治療前
主訴
「入れ歯の金具何とかなりませんか?」
不運にも2本の歯を失い、現在の状況では入れ歯の選択肢しかなく相談に来られました。
綺麗に清潔感ある入れ歯ができるかな?
不安を抱えて来院されました。
患者さんの想いをヒアリングした後、全体をしっかり確認するために精密検査を行い時間をかけてカウンセリングを行いました。
治療前:奥歯と歯茎が失われた状態
治療後:ノンクラスプデンチャー装着
完成した入れ歯です。
どこが入れ歯かわかりますか?
笑ったりお話したりして見える部分は自然に。
入れ歯で補綴することにより、歯がないスキマに歯がたおれてきたり、寄ってこないようにして歯のかみ合わせを維持します。
治療前後比較
これだと大きくお口を開けて、笑ったりおしゃべりしても問題ないですね。
お口の中の状況は人それぞれです。性格もそれぞれです。
正しい治療法を選択するのも大切ですが、どれを納得して選択するかに重点をおいたカウンセリングが当院の特徴です。
どうぞお気軽にご相談下さい。
当院では目立たない入れ歯は他にもたくさん種類があります
- ・コーヌスクローネ義歯
- ・アタッチメント義歯
- ・RPIクラスプ(バネ式義歯)見えない内側タイプ
- ・磁性アタッチメントデンチャー
- ・ノンクラスプデンチャー
- ・インプラントオーバーデンチャー
- ・特殊プラスチック義歯
- ・特殊プラスチックとクッション性義歯
この中から今回はアタッチメント義歯ご紹介します
どこに金具が目立ってないかわかりますでしょうか?
正解は↓
気になる方はこちらも参考にしてみてください→アタッチメント義歯
治療内容 | ノンクラスプデンチャー |
費用 | 15万(税別)〜 |
期間 | 1ヶ月 |
リスク・副作用 | 治療期間がかかります。 |
監修者情報
院長 加藤 晴康
大阪歯科大学に入学し、歯科医師免許取得。
卒業後は、口腔外科にて研修後、総合診断、補綴を徹底的に学び研究・教育に従事。